简介
月面に住む人々によって、月の生活の安定と発展のために作られた装置。
見た目は亜麻色の髪をした少女のもので、研究者によって和服のようなドレスを着させられている。ただし腕は石柱のような無機質の見た目をしている。月の魂を具現化したような存在であり、月に接続されている限りあらゆる資源や現象を提供する事が出来る。人間ではなく珪素体であるため会話や歩行は出来ず、手も地表と一体化しているが、意志や自我は持っている。
月の人々が誰もいなくなった後も一人きりで月を管理し続けていたが、ある時月にやってきた宇宙服の男と出会う。彼に恋をした少女は徐々に人間へと近づいていくが、それは月では生きていけなくなることを意味していた。彼は少女を生かす為に彼女をロケットで地球へと送ったが、そのロケットは一人乗りであったため彼は月に残った。そして彼女が落着した場所には緑が蘇り、晩年の彼女が海に身を沈めて以来、満月の夜に光輝く「月の珊瑚」が群生するようになったとされる。
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